« 年末ご挨拶② | トップページ | 週刊エコノミストの記事「大学淘汰」 »

2007年1月10日 (水)

最近の研究予算について

先日は、たまたま別な大学の産学連携本部の方と情報交換する機会があった。

話はご多分に漏れず、研究室から実際の産業界に出していくのがいかに難しいか、ということである。

のみならず、この困難さは、研究予算の獲得にも影を落としつつあるのだ。

筆者も、一昨年、昨年と、政府系機関の技術開発プロジェクトの審査員を勤めさせてもらったが、昨今では、研究終了と同時に実際に市場投入されるような成果が求められている。

プロトタイプ技術を作りっぱなしで、あとは論文を書く・・というだけでは、予算も取りにくくなっているのだ。

そこで、民間企業と組んでコンソーシアムで予算申請するわけだが、それでもユーザー・ニーズにはなかなか届かない。

おそらくは、組む相手として、共同開発を行うメーカーだけでなく、その技術を使う潜在ユーザーにも入ってもらう、といった工夫が必要になるのだろう。

その辺の配慮が、まだまだコンソーシアムでも弱い、というのが全体的な印象だ。

今年は、産学連携の取り組みをより市場に近いところに求めていく、というところで、一工夫が必要にると思われる。

|

« 年末ご挨拶② | トップページ | 週刊エコノミストの記事「大学淘汰」 »

学問・資格」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 年末ご挨拶② | トップページ | 週刊エコノミストの記事「大学淘汰」 »