« GoogleのYouTube買収② | トップページ | ものづくりの思想 »

2006年10月17日 (火)

ヘルスケア・チップ

ここのところ、東京大学で何人かの先生方の講演を聴く機会があったので、今週のブログは、少しその紹介(さわりだけだが)にあててみたい。

最初は、東京大学大学院工学系研究科の高井まどか先生。

筆者も前職時代に関わった共同研究プロジェクト(「50年後の未来」)で、大変お世話になっている。

今回は、NPO法人「科学知総合研究所」(通称SKIL)の主催で、診断用のヘルスケアチップのお話を伺った。

さて、今後高齢化が進むと、医療費の高騰が予想される。

それを防ぐ一つの方法が、在宅予防である。

家にいながら、健康診断ができれば、いわゆる生活習慣病-糖尿病や腎臓病、肝臓病等-の進行状況をリアルタイムに補足して、それらが悪化する前に治療が可能となるのだ。

ということで、高井先生は、在宅で健康診断できるヘルスケアチップの開発に、取り組んでおられるとのこと。

開発技術としては、採血の負担を最小化するための無痛針の開発、多項目の診断が可能なバイオセンサーやチップの基盤づくりが、肝になる。

また継続的・定期的に使うことを考えると、コストダウンも避けては通れないところで、1個100円ぐらいになれば顧客側の経済的負担もなくなるが、それにはまだまだハードルは高いとのことだった。

まずは在宅の前に医療機関での使用に耐えうるように、開発を進めている。

将来の日本に必要な技術なので、ぜひ頑張っていただいて、実用化してほしいところである。

|

« GoogleのYouTube買収② | トップページ | ものづくりの思想 »

学問・資格」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« GoogleのYouTube買収② | トップページ | ものづくりの思想 »