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2006年8月30日 (水)

大学発ベンチャー設立数1,500社

昨日、週刊東洋経済の大学発ベンチャーに関する記事を紹介したので、今日はそのネタもとになった経産省の資料を紹介する。

「平成17年度大学発ベンチャーに関する基礎調査~大学発ベンチャーが1,500社を突破」、が、それだ。

http://www.meti.go.jp/press/20060529003/kiso,chousa-set.pdf

前にも書いた通り、何をもって大学発ベンチャーとするか定義が曖昧なので、1,500社という数字に厳密性は無い。

従って、それなりに有意な活動が行われているということ、また数字が前年の1,162社からアップしているので、(前年の数え漏れもあるものとは思われるが)活発な活動が行われていることだけは、確かだろう。

もっとも、先日会った新規公開したばかりのあるベンチャーの社長は、「起業はある意味簡単だけれども、事業成長していくのは容易ではない。大学発ベンチャー1,500社の大半は、大変なことになるのでは」と危惧していた。

実際、すべての大学発ベンチャーが株式公開を目指しているわけではなく、研究者の対外コンサルティング活動や、外部からの受託話の受け皿として発足しているケースなども多い。

つぶれると困るが、現状維持で事業が回ればよい、というところもあるのだ。

もちろん、もっと大きく社会に打って出ようという会社もある。

その場合は、人材も資金も大型投資していくわけで、リスクは高くなるから、結果が出ないケースや、派手に失敗するケースも含まれてくるだろう。

こうした事象は、マクロ的にみれば確率論で捉えられる。

だから、社会的に大学発ベンチャーが成功するかどうかは、母集団が大きいほど有利になってくる。

その意味で、数の絶対的な底上げは必須なのである。

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