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2006年7月19日 (水)

東京大学アントレプレナープラザ

7月11日に、建設現場の写真を掲げているのだが、本郷キャンパスで、インキュベーション施設の建設が始まっている。

建物の名前は、最初は「東京大学ベンチャープラザ」でプレス・リリースされ、現在は「東京大学アントレプレナープラザ」ということだ(ただし、現状でも仮称)。

東大発ベンチャーに、インキュベーション用のオフィスや実験ラボを提供しようというものだ。

(プレス記事)
http://www.ducr.u-tokyo.ac.jp/press/2005/vp.pdf

公にはなっているのものの、まだあまり知られていないとのことで、確かに新しい名称の方でグーグル検索しても、何も出てこないようだ。

というわけで、少し事実関係を列挙してみる。

場所は本郷キャンパスの南側、7階建ての建物で、30室程度の貸室が可能。(一室58平米)

1階は共用会議室等、2~3階はオフィス、4~7階もオフィスだが実験ラボも置ける。

特に、このラボが売り物になっている。

というのも、都心でバイオ系のベンチャーが入れる施設は少ないから、これは、福音ということだ。

もちろん、IT系だろう材料系だろうと、スタートアップ企業には十分なスペースと思われる。

気になる賃貸料は、はっきり聞いていないが、本郷周辺と同じくらいが想定される。

その意味では、入居は、安いから入る、ということではなく、あくまで東大の研究者や研究室にアクセスしやすい、とか、ラボが使える、とか、いった理由になるのではないか、と思う。

もちろん、大学のキャンパス内にいることで、体外的に信用度が少し上がる、といった効果もあるのかもしれない(ただし、これは正直分からない)。

入居できるのは、たとえば、東大と共同研究しているとか、顧問の指導を受けているとか、ライセンスを使っているとか、あるいはOBが経営の中核になっている(それ以外もあるかもしれないが)、というようなベンチャー企業が対象となるようだ。

TLOも、ベンチャー・ファンドも用意して、来年夏にはインキュベーション施設も完成、ということで、東大に絡んだベンチャーの支援策は、おおどころのメニューが出揃ってくるというところだろうか。

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